ブラックジャックの基本ルールは、一度覚えてしまえばそれほど難しくありません。カジノ初心者でも簡単に理解できる内容なので、カジノゲーム未経験の方にも大変おすすめ。もちろんオンラインカジノのブラックジャックもルールは一緒!
また、「ブラックジャックを極めれば全てのカジノが上手くなる」とも言われおり、ブラックジャックはカジノの入り口的な存在です。
ぜひこの機会に覚えてみましょう!
ブラックジャック(BLACK JACK)とは?
世界中で人気のあるブラックジャック(BLACK JACK)とは、
- カードの合計値を21に近づける
- カードの合計値が21を超えたら負け
というトランプカードを利用したカジノテーブルゲームを指します。(別名:トゥエンティ・ワン)
基本的にはプレイヤーとディーラーの対戦をひたすら繰り返すゲームとなるため、ゲームスピードも速く、順調に進めば1ゲームあたり1分前後で終わるほどスピーディーなカジノです。
もちろん人数が多ければそのぶん時間もかかりますが、プレイヤーの思惑や派手な展開「オールイン」の瞬間がみられるなど、大人数であっても盛り上がれる仕様となっています。
ブラックジャックが人気な理由と魅力
ブラックジャックは、基本ルールが比較的シンプルとなっていることから、カジノ初心者でもすぐに覚えられる「敷居の低さ」が大きな魅力です。
その他にも、
- 認知度が高い
- ゲームスピードが速い
- 大人数でもプレイできる
- プレイヤーがゲームに参加できる
- 戦略が豊富
- スリルある心理戦
などがあげられ、カジノゲームの中でも、特に人気を誇るとされます。
また、何度もブラックジャックをプレイするほどコツをつかんで、「場の流れ(カードの出現パターン)」が読めるようになるとも言われており、対戦した回数分だけ経験値が上がることも人気の理由といえるでしょう。
ブラックジャックのルールと遊び方
冒頭でも触れたように、ブラックジャックは様々な種類こそあれ、基本的にはとてもシンプルなゲームです。
- カードの合計値が21にもっとも近い人が勝ち(21が最強)
- カードの合計値が21を超えたら負け
- 21を超えない限り、好きな枚数カードを引ける
- ディーラーは17を超えるまで強制的にカードを引く
ただし、絵柄のカードは10とカウントする、Aは1と11どちらにもカウントできるなど、多少覚えなければならない要素もあるため、実際にプレイする場合は以下をチェックしてからはじめましょう。
一番ベーシックなブラックジャックはアメリカン・ブラックジャックと言われ、ブラックジャックと言うとアメリカン・ブラックのことを基本さします。ブラックジャック入門者はまずベーシックなアメリカン・ブラックから始めましょう。
ブラックジャックのカードの数え方
ブラックジャックでは、
- A = 1 or 11
- 2~10 = そのままの数字
- ピクチャーカード(絵札)= 10
として数えます。ブラックジャックは基本的にジョーカーのカードは使用しません。
例えば、自分の手札が2とピクチャーカードだった場合。
2+10=12点となります。
では、最初の2枚からプラスで2枚を引き続け、自分の手札が2,3,2,9となった場合はどうでしょうか。
この場合、カードはそのままの数字でカウントするため、2+3+2+9=16点となります。
最後に、最初の引いた手札でAとKがきた場合を例としてあげましょう。
この場合、Kは10、Aは11とカウントし、10+11=21点となります。
※最初に配られたでカードで21が完成する組み合わせは、ブラックジャックにおいて最高の手となり、これをBLACK JACK、またはナチュラル21と呼びます。
ブラックジャックの基本用語
ブラックジャック以外で使う用語も含めますが、ブラックジャックをプレイする中でよく使用する用語は以下13語がメインでしょう。
- ブラックジャック(BLACK JACK)
- ベット(BET)
- ディール(DEAL)
- ヒット(HIT)
- スタンド(STAND)
- スプリット(SPRIT)
- ダブルダウン(DOUBLE DOWN)
- インシュランス(INSURANCE)
- サレンダー(SURRENDER)
- バースト(BUST)
- プッシュ(PUSH)
- バスト(BUST)
- アップカード(UP CARD)
それぞれの意味については下記で詳しく解説しています。
[blogcard url=”https://www.moroccoboard.com/games/2211″]
ブラックジャックのテーブルと名称

ブラックジャックテーブルは通常5人~7人まで同時にプレイできるようになっています。
また上図に書いた各名称は、ブラックジャックを進めるうえで必ず出てくる用語ですから、言われて分かる程度には理解しておきましょう。
- ディスカードホルダー
- チップトレー
- プラカード
- シュー
- ベッティングスポット
- ファーストベース
- サードスベース
物の名称
こちらが物の名称です。
- ディスカードホルダー
- チップトレー
- プラカード
- シュー
「チップトレー」は名の通りディーラーがチップを収納する場所で、「プラカード」にはそのゲームの最高賭け金と最低賭け金が記載されています。
また「シュー」はそのゲームでまだ使用していないカードを収納する場所、「ディスカードホルダー」はそのゲームで使用したカードを収納する場所です。
場所の名称
こちらが場所の名称です。
- ベッティングスポット
- ファーストベース
- サードスベース
「ベッティングスポット」はプレイヤーが賭け金を置く場所、「ファーストベース」は一番右側のベッティングスポット、「サードベース」は一番左側のベッティングスポットを指します。
ブラックジャックの進め方・流れ
それでは早速ブラックジャックの遊び方(ゲームの流れ)を覚えてみましょう。
- チップ(賭け金)をかける
- カードが2枚配られる
- ハンドをつくる
- 勝敗判定&精算
チップ(賭け金)をかける
ブラックジャックでのチップの賭け方は、空いている席に座ったところから始まります。
座ったらまずチップを賭けるのですが、この賭け金を賭けるという行為がゲームに参加する意思表示になります。
後は、ディーラーが「no more bet(もうベットしたらダメだよ!)」と宣言するまでチップの追加・取りやめを行い、ブラックジャックスタートです。
※ディーラーの宣言後はブラックジャックのゲームの勝敗がつくまでチップに触れてはいけません
カードが2枚配られる
ベット後、早速カードが2枚配られます。
この際、プレイヤーはカードを2枚とも見ることが可能ですが、ディーラーは1枚がホールカード(裏向き)、1枚がアップカード(表向き)の状態です。
推測・戦略などはこのアップカード1枚を頼りに組み立てていきましょう。
※ゲームの進み方はファーストベースから左回りです。
ハンドをつくる
順が回ってきたら自分のカードを確認し、「ヒットorステイ」の選択をします。
- ヒット = カードをもう1枚引く
- ステイ = 現状のカードで勝負する
ただし、ヒットを選択して21を超えた場合は「バスト」となり、その時点で「負け」が確定するので注意してください。
またカジノ用語で書いた
- ダブルダウン
- スプリット
- サレンダー
- インシュアランス
- イーブンマネー
といったブラックジャックの各種行動も自分のターンで行います。
勝敗判定&精算
最後は、最も21に近い人をディーラーが判断し、勝敗を確定。あとはその結果にもとづいてチップを精算していきます。
以上が、ブラックジャックの進め方・流れです。
ブラックジャックのマナーと注意点
テーブルカジノ全般のマナーも含めますが、
- カードに触れない
- 助言や文句はNG
- 初心者はファーストベースに座らない
- 携帯・スマホもNG
といった基本的なブラックジャックのルールは必ず守るようにしましょう。
カードに触れない
カードは通常ディーラーが配るものであるため、ブラックジャックのプレイ中はプレイヤーはテーブルの上のカードに触れてはいけません。
ハンドヘルドゲーム(カードが伏せられたまま配られるというルール)の場合は片手でカードを扱うことになりますが、裏向きに配られるカードは片手のみで触れる、両手で行うとディーラーから咎められるので注意が必要です。
また「カードに触れていい状況」と「カードに触れてはいけない状況」があるということはあらかじめ理解し、万が一わからない場合には素直にディーラーに質問しましょう。
勝手にカードを触らない。触れてもいい場面では「片手で」触れること。これもカジノゲームのマナーです。
助言や文句はNG
他のカードゲームもそうですが、カジノは基本的に自分のお金を賭けて行うゲームなため、プレイヤーは常に緊張感をもっており余計な口出しをすると喧嘩の原因となります。
よく「お前がヒットしなければディーラーがバーストしたはずなのに」と文句を言ったり、「そこはステイだろ…」などと助言する人がいますが、これらは全てNGです。
初心者はファーストベースに座らない
ブラックジャック初心者は「ファーストベース」に座らない。これも必ず覚えておくべきマナーです。
というのも、ファーストベースはゲームの始まりの席。つまりこの席からプレイが始まり、次のプレイヤーに続いていくことになります。
ルールをまだ理解しきれていない初心者がこの席に座ってしまうと、プレイの中断や他プレイヤーへの迷惑行為となる場合があるため注意してください。
携帯・スマホもNG
ブラックジャックの高等戦術のひとつに「カウンティング」という技術があります。
これは使用されたカードを記憶し、どの数字が何枚残っているかを推測するテクニックですが、スマホを触ることで「場の写真を撮るかも(記憶するかも)」とディーラーに警戒されるため、ほぼ間違いなく注意を受けます。
よほどのVIPではない限り、スマホの操作は控えましょう。
ランドカジノでは携帯やスマホの操作はブラックジャックではイカサマと見なされますが、オンラインカジノでは問題ないので、ご安心を。
ブラックジャックの戦略と攻略法
ブラックジャック上級者やプロになれば、
- インシュランスは還元率が悪い
- イーブンマネーは確率的に損?
- カウンティングの方法
- ベーシックストラテジーの見方
といったややレベルの高い知識も必要になりますが、初心者はまず、ブラックジャックの基本ルールを覚え、全体の流れや配当、出やすいトランプカードなどをよく観察することからスタートしましょう。
一応、戦略や攻略法のコンテンツもはっておきますが、ブラックジャックで使用する用語などをよく理解してからでないと何を言ってるのかサッパリだと思います。ブラックジャックの攻略の道のりは長いのです(・´з`・)
そのため、記事をブックマークなどに入れ、基礎となるブラックジャックのやり方をマスターしてから再度訪問することをおすすめします!いずれはブラックジャックの攻略法をマスターし、ブラックジャックマスターへ♪
ブラックジャックのディーラーはロボット?17以上でスタンド?
ブラックジャックでディーラーの勝負カウントが決まっているのは、ゲーム性を面白くするためと合理性の両方からです。このカウントの理由を理解してプレイをしてイーブンマネーを目指しましょう。
17まで引くからこそ戦略が生まれる
実際にカジノに出向き、ブラックジャックというゲームをプレイをするとき、ディーラーが必ず17以上まで「ヒット」することに違和感を覚える人もいるでしょう。それはプレイヤー側のハンドよりもディーラーのハンドが強くてもヒットして、バーストしてしまうからです。しかし、このルールがブラックジャックのゲーム性を複雑にして面白くしています。
ブラックジャックのゲームではディーラーは必ず17以上までヒットしなければなりません。しかし、ブラックジャックでは10と絵札が10とカウントされる以上、12以上のハンドでヒットすれば、ハンドに1と11の両方に使える「A」がない限り、プレイヤー、ディーラーともにバーストの可能性はあります。
ブラックジャックをプレイをするときに念頭に置かなければならないことは「バースト」の確率を0にすることは、ステイを続けるプレイヤーしかできず、これは決して勝率のよい方法ではないことを長くプレイをしていればすぐに気づくでしょう。
これは意外とバーストの可能性が高い14、15、16あたりのハンドでも、絵札以外のハンドを引いて、17から21のハンドでステイしてしまうことが多いからです。そのため、ディーラーが一見して、強制的に17までヒットしなければならないことが不利のようにみえて、実はそこまで不利益を被っていないことに気づきます。
むしろ、先に勝負カウントとなっていないプレイヤーが、ヒットをしてバーストをしてしまう可能性がある分だけ、プレイヤー側のほうが不利となってしまうからです。このあたりの駆け引きがまさに、ブラックジャックの醍醐味といえる部分です。そのため、ディラーのバースト待ちの戦略は自分のハンドが悪いときの手段ともいえるでしょう。
ディーラーは決してロボットではない
ブラックジャックのディーラーはプレイが単調であるため、「ロボット」が配っても同じ結果になるのではないか、と考える人もいるでしょう。実際にオンラインカジノでは、ブラックジャックやバカラ、ルーレットのゲームは再現可能です。また、世界で最も人気となったカードゲームのポーカー「テキサス・フォールディム」もオンラインでプログラムされて自動でディーラーが配ることができます。
そのことを考えると、当然、ブラックジャックもディーラーをプログラムでハンドを配ることができますが、実際に華やかなカジノの雰囲気で、プレイヤーとディーラーが対峙するからこそ楽しい、と感じる人も少なくないのです。特にあまりゲームを知らない初心者の場合、ルール自体が分からないときなどにディーラーから簡易的な説明を受けることができます。
チップアクションや、ベットのときのチップの置き方など、確認するべきことは決してルール以外にも少なくないのです。そのことを考えるとオンラインゲームで楽しむブラックジャックと、カジノや日本のアミューズメントカジノで人間が配るブラックジャックは同じゲームでも楽しみ方が違うと認識しておくべきでしょう。
これは、同じような例として「パチンコ」や「パチスロ」がデジタル画面でプレイをして、現在のお客さんが楽しいと感じるかどうか、という問題もあります。実はその場の雰囲気は、実際にコインやパチンコ玉に触れた質感、勝ったときの感動など、全てが楽しみであり、ゲームを形作っている、という考え方もできるからです。
勝負カウントとなる17以上
ブラックジャックのゲームでは、ある程度の勝負カウントとなる数字が存在します。その一つがディーラーが必ず引き続ける「17」までのハンドとなるのです。それ以上のハンドとなると、バーストの確率が高くなってしまい、ヒットするのはプレイヤー側では「悪手」「イージープレイ」になってしまう可能性があります。
また、ディーラーが17以上で必ずステイ(ヒットをやめる)ことがルールとして決まっているからこそ、最初にバーストのリスクを負うプレイヤーもほぼ対等の勝負ができるといえるでしょう。そのルールがなければ、ゲーム性が崩れ、プレイヤーがディーラーにイーブンマネーとなるのは至難の業となってしまうでしょう。
17以上のカードであれば、バーストしないカードは4以下のカードとなってしまい、これは絵札を引く可能性と一緒です。そのため3割強しかないことになります。このような確率ではディーラーが引いたとしてもプレイヤーを逆転することは難しく、それならばゲーム性をより楽しくするために、現在のゲームに落ち着いたのかも知れません。ブラックジャックが世界中で人気があるのは、このようにゲーム性が完成されており、プレイヤー側にも十分に勝つチャンスが与えられているからといえるでしょう。そのゲームの複雑性や、プレイヤー側が取れるアクションの多さはメジャーなカードゲームの中でも圧倒的に多く、楽しめる要素は満載です。
まとめ
カジノのメインゲームであるブラックジャック。いろいろなカジノ用語が出てくるため、全てを覚えるのはなかなか大変でしょう。
しかし、ブラックジャックのルール自体はとてもシンプルで、「21を超えない範囲で21を目指す」、たったこれだけです。
初心者のみなさんや、ブラックジャックで勝てないという人は、まずはフリーゲームなどで全体を覚えるのが得策!
ある程度勝ち方が分かるようになったら、ぜひオンラインカジノでリアルマネーを使ってブラックジャックのバーチャルゲームやライブカジノでプレイしてみてくださいね。