ポーカー(Poker)とは、小さい子供から大人まで、年齢性別に関係なく遊べるトランプゲーム(カジノゲーム)のひとつです。
ポーカーの遊び方は実はシンプル。
なんだけど、奥を探れば、ポーカーには様々なルールがあり、それらをプレイする場合はまた別の知識が必要になるんです。
今回はポーカーの共通ルールや役の強さなど、ポーカー初心者向けにコンテンツをつくりました!
- 友達や家族とプレイしたい
- カジノに挑戦するならやっぱポーカーっしょ!
- けどトランプを何枚使うのかすらも分からない!
そんな方はぜひドカンがまとめたポーカーの完全ガイドを参考にしてみてくださいね!
ポーカーのルール【基礎知識】
日本における一般的なポーカー(ドローポーカー)は、それぞれに配られる「5枚の手札の役の強さ」を競うゲームです。
ポーカーのやり方は、自分の手札(ハンド)で強い役をつくり、その役が最も強かった人が勝利します。
ただし、相手をゲームから降ろさせる(フォールドさせる)ことができれば、役の強さに関係なく勝利できます。
使用するカード
基本的には、
- 52枚のトランプ
- ジョーカー1枚
の計53枚を使います。
プレイ人数
ポーカーの種類によって異なりますが、一般的には最低2人~最高10人までプレイできます。
お好みに合わせて調整してください。
カードの強さ
ポーカーは、2・3・4・5・6・7・8・9・10・J・Q・K・Aの順でカードが強くなります。
ジョーカーはポーカーではオールマイティの扱いとなるため、好きなカードの代わりとして使えます。つまりJOKERはチート的な存在。最強です。
※カードの強さ =「ランク」と呼びます。
勝敗の判断
ポーカーの勝敗は「役の強さ」で判断します。
もし役が同じ場合だった場合は「カードの強さ」を見て判断します。
役の強さ > カードの強さ、と覚えましょう。
ポーカーの種類はすごい数!
本記事では初心者向けに一般的なポーカー(ドローポーカー)を例として解説していますが、ポーカーと一口にっても、実はめちゃくちゃすごい数のポーカーの種類があります。
大きく分けると、
- クローズド・ポーカー(ドロー)
- オープン・ポーカー(スタッド)
- フロップ・ポーカー(ホールデム)
の3つに分類できますが、そこからテキサスホールデム、オマハホールデム、セブンカードスタッド、ファイブカードスタッドなど…異常なまでに枝分かれしているので、ポーカーはポーカーでも、「どの種類のポーカーなのか?」は初めのうちに覚えておくことをおすすめします!
ポーカーの進め方・流れ
ここでは日本でもっとも馴染みのある「5ドローポーカー」を例としてあげますが、ポーカーにはいろいろな種類があり、その種類によって進め方やルールが異なるので注意してください。
また、初心者にも分かりやすいよう、アンティ(ゲームの参加費)といったチップを使う手順は飛ばして解説しています。
Step1 カードが配られる
まずプレイヤーそれぞれにカードを5枚づつ配ります。
自分の手札は確認できますが、他のプレイヤーのカードは見えません。
- 自分:♠️3 / ❤️7 / ♠️13 / ♠️10 / ♠️1
- プレイヤー2:見えない
- プレイヤー3:見えない
- プレイヤー4:見えない
Step2 左回りでアクション(チップありの場合)
ポーカーは常に左回りで進行していきます。
チップを賭けている場合は、ボタン(親)と呼ばれる人から順に
- フォールド=ゲームを降りる
- チェック=賭け金をパスする
- コール=右隣と同じ賭け金を賭ける
- レイズ=賭け金を上乗せする
といったアクション(行動)をとりますが、ここでは賭け要素を排除して解説しているので、「行動は左回り」とだけ覚えておけばOKです。
Step3 カード交換
全員の行動が終了後、中央にあるデッキからカードを交換できます。
このときすでに強い役がきているのであればカードを交換しなくてOK。役が揃っていない場合や、もっと強い役を狙う場合は、いらないカードをデッキに戻し、新しいカードを引き直しましましょう。(最大5枚)
※弱い役だけどいかにも強い役が揃っているように見せかけ、カードを1枚も交換しないという選択もあります。(このような騙す行為をポーカーの世界では「ブラフ」といいます)

図では、自分の手札が「♠️3 / ❤️7 / ♠️13 / ♠️10 / ♠️1」です。
役の解説はこの先でしますが、ここでは同じスート(マーク)を5枚揃える「フラッシュ」という役を狙い、「❤️7」を捨てる選択をします。
あとは新しいカードで♠️がくればフラッシュの完成です。

見事スペードの6が来ましたね。
♠️3 / ♠️6 / ♠️13 / ♠️10 / ♠️1」となり、すべてが♠︎(スペード)で揃ったため、フラッシュ(役)の完成です。
Step4 再度アクション(チップありの場合)

チップを賭けている場合は、テーブル中央のポットと呼ばれるゾーン(賭け金が保管されている場所)に「いまの合計額」が表示され、再度、各アクションを選択することになります。
アクションは1回目のものと同じです。
- フォールド=ゲームを降りる
- チェック=賭け金をパスする
- コール=右隣と同じ賭け金を賭ける
- レイズ=賭け金を上乗せする
Step5 ショーダウン(手札を公開)

これがポーカーの中で最もドキドキする瞬間。
ショーダウン(手札を公開)です!
Step6 勝敗確定

最後に、役の強さを判断して、勝敗確定。
という流れになります!
ポーカーの役(ハンド)一覧
名称 | 別称 | 確率 |
---|---|---|
ロイヤルストレート | ロイヤルストレートフラッシュ | 0.0001% |
ストレートフラッシュ | 0.001% | |
フォーカード | フォー、フォー・オブ・ア・カインド | 0.02% |
フルハウス | 0.14% | |
フラッシュ | 0.20% | |
ストレート | 0.39% | |
スリーカード | スリー、スリー・オブ・ア・カインド | 2.11% |
ツーペア | 4.75% | |
ワンペア | 42.26% | |
ハイカード | ハイ、○ハイ、ノーペア、ブタ | 50.12% |
続いて、ポーカーの役一覧を紹介!
ポーカーの役の確率は、スターティングハンド(52枚から5枚をランダムで引いた時)に完成する確率です。
前節では「フラッシュ」を自分の役としてご紹介しましたが、ポーカーの役(ハンド)はその他にもまだまだあります。
とりあえず
- 同じマークを揃える
- 同じ数字を揃える
- 連番
さえ覚えておけば何となくプレイできますが、確率の低い揃えずらい役もあるので「〇〇が揃うのは激レアなんだ」くらいは頭に入れておいたほうがいいかもしれません。
以下は一般的にプレイされるポーカールール(5枚から1回交換する)での役を解説しています。
人気のある、まず最初にはじめるのにおすすめなテキサスホールデムポーカーの役を強い順に紹介!
ロイヤルストレートフラッシュ(Royal Straight Flush)

別名 | ロイヤルストレート |
---|---|
強さ | ★★★★★★★★★★ |
狙いやすさ | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
成功確率 | 0.0001% |
いずれかのスーツで揃えたフラッシュで且つ、10-J-Q-K-Aのストレートが構成された形です。
日本国内では「ロイヤルストレートフラッシュ」という呼称が一般的で、ポーカーでは一番強いハンドとなります。
ロイヤルストレートフラッシュの確率を見れば分かるとおり、狙って完成する役ではありません。(この役がきたら本当にラッキー🌟)
ストレートフラッシュ(Straight Flush)

別名 | 特になし |
---|---|
強さ | ★★★★★★★★★☆ |
狙いやすさ | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
成功確率 | 0.001% |
名の通りストレート×フラッシュのどちらの条件も当てはまる役がこの「ストレートフラッシュ」です。
5枚ともいずれかのスーツ(マーク)で揃え、且つ連番であることが条件です。ただし、強さをまたぐ形、K-A-2という連結はNGとなります。
フォーカード(Four Card)

別名 | フォー/フォー・オブ・ア・カインド |
---|---|
強さ | ★★★★★★★★☆☆ |
狙いやすさ | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
成功確率 | 0.02% |
同じ数字が4枚揃う役を「フォーカード」といいます。
カード交換があるルールで、もし初手にスリーカードを持っている場合は、スリーカードが担保された状態で最後の1枚を引く可能性に賭けることができるため挑戦しやすいハンドです。
フルハウス(Full House)

別名 | 特になし |
---|---|
強さ | ★★★★★★★☆☆☆ |
狙いやすさ | ★★★★★★☆☆☆☆ |
成功確率 | 0.14% |
同じ数字が2枚+同じ数字が3枚の組み合わせを「フルハウス」といいます。
フルハウスは初手がワンペア、ツーペア、スリーカードのいずれからでも成立確率が十分にあるため、思ったよりも揃えやすい、ポーカーの代名詞的なハンドです。
フルハウスくらいになると、フルハウス同士での引き分けが起こる場合がありますが、フルハウス同士で勝負するときは、3枚の数字がより大きいプレイヤーの勝利となります。トランプは同じ数字が4枚までしかないので、このようにすれば必ずフルハウス同士でも決着が付きます。
フラッシュ(Flush)

別名 | 特になし |
---|---|
強さ | ★★★★★★☆☆☆☆ |
狙いやすさ | ★★★★★★☆☆☆☆ |
成功確率 | 0.20% |
いずれかのスーツ(マーク)を5枚揃える役を「フラッシュ」といいます。
ストレートより強い役ですが、決して成功確率は高いとえず、フルハウスに比べて旨味の少ないハンドです。
フラッシュを狙う多くの場合、フラッシュドロー(あと1枚同じスーツが揃えば完成)から最後の1枚を引くかどうかという状況が多いのではないでしょうか?
この場合、フラッシュにならないとせいぜいワンペア、多くはハイカードにしかならないので、ポーカーの中ではかなりリスクが大きいです。
一方、ドローフラッシュからのフラッシュになる確率は20%以下です。気をつけましょう。
ストレート(Straight)

別名 | |
---|---|
強さ | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
狙いやすさ | ★★★★★★★☆☆☆ |
成功確率 | 0.39% |
5枚のカードの数字が連番となる役「ストレート」は、プレイ時の実感とは逆に確立上は狙いやすいポーカーのハンドです。(カードの強さをまたぐ「K-A-2」の連結はNG。)
ストレートドローになる確率はフラシュドローよりかなり高いですが、ドローからハンドになる可能性は実はフラッシュの方が上。さらにフラッシュより弱いため、なんとなくうまみが少なく感じてしまいます。
フラッシュ同様に、ストレートドローから最後の1枚を引くかどうかを計算しますが、OESD(オープンエンドストレートドロー=6,7,8,9と持っていて5か10の両端が欲しい)のような状況なら17%強の確率でストレートを完成できます。
6,6,7,8,9なら、6を交換してストレートを狙う方が、7,8,9を交換してスリーカードになる確率より10%高いです。
スリーカード(Three Card)

別名 | スリー、スリー・オブ・ア・カインド |
---|---|
強さ | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
狙いやすさ | ★★★★★★★☆☆☆ |
成功確率 | 2.11% |
同じ数字が3枚揃う「スリーカード」は見た目より難しいハンドです。
最初の5枚で完成する確率は50回に1度程度ですし、ペアから3枚交換してもスリーカードになる確率は7.13%ほどしかありません。
初手がペアになる確率自体は後述しますが42.26%です。スリーカードを狙う場合、ペアを残して3枚を交換すれば11.4%でスリーカードになります。
2枚交換なら7.8%です。ワンペアからスリーカードを狙うなら、3枚の中にA,K,Q,Jなら1枚残して2枚交換、それ以外なら3枚交換が定石と言えます。
ツーペア(Two Pair)

別名 | |
---|---|
強さ | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ |
狙いやすさ | ★★★★★★★★☆☆ |
成功確率 | 4.75% |
同じ数字2枚(ペア)を2組そろえる「ツーペア」は、20回に1回くらいの割合で(初手で)完成します。もしその場合は、残り1枚交換すると8.5%でフルハウスになりますので、ツーペアからの1枚交換は定石です。
ワンペアからの3枚交換では16.0%の確率でツーペアになりますが、実は2枚交換だと17.2%の確率でツーペアになるため、ワンペアからツーペアを狙う場合はペアとペア以外の一番高いカードを残して2枚交換するようにしましょう。
ツーペア同士の強弱は、いずれか高い方のペアの高い方、それで決まらなければ低い方のペアで比較、それでも決まらなかれば最後の1枚で決着をつけます。スーツによるランクを設定しないルールでは、完全に引き分けることがあります。
ワンペア(One Pair)

別名 | |
---|---|
強さ | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ |
狙いやすさ | ★★★★★★★★★☆ |
成功確率 | 42.26% |
同じ数字を2枚だけそろえる「ワンペア」は、何のワンペアがあるかがかなり重要です。
Aのワンペアなら勝率は極めて高く、2のワンペアは相手がハイカードでなければ負けてしまいます。初手の確率が42.26%と高いので数人でやれば誰か1人以上はワンペアでも不思議ではありません。
後述のように、ハイカードからワンペアを狙う場合は、高いカードを1枚残して4枚交換か、全部交換します。初手がワンペアなら、
3枚交換すれば、
- ツーペアになる確率は16.0%
- スリーカードになる確率は11.4%
- フルハウスになる確率は1.0%
- フォーカードになる確率は0.3%
2枚交換すれば、
- ツーペアになる確率は17.2%
- スリーカードになる確率は7.8%
- フルハウスになる確率は0.8%
- フォーカードになる確率は0.1%
どちらも合計30%弱です。
ハイカード(High Card)

別名 | ハイ、○ハイ、ノーペア、ブタ |
---|---|
強さ | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
狙いやすさ | ★★★★★★★★★★ |
成功確率 | 50.12% |
これまでの役がすべて当てはまらない場合を「ハイカード」といいます。
確率をご覧いただければ分かる通り、ハンドの半分はこのハイカードです。ハイカードの場合、何のハイかが重要になるため、同じハイでもAが強く、J以下は基本弱いとされます。
上記のようにペアがなく、フラッシュドローでもストレートドローでもない場合、一番高い1枚(上の場合はA)を残して4枚交換するか、いっそ全部交換します。J以上ならそのカード1枚を残して4枚交換し、J以上がなければ全部交換するようにしましょう。
ポーカーの醍醐味は「究極の心理戦」
ポーカーはとても奥が深いので、少々解説が長くなってしまいましたが、ポーカーの醍醐味はなんといっても「心理戦」です。
上の動画は少しルールの違うポーカーですが、綺麗な女の方(サラ・ハファックさん)は、キャップの男性の方(ロニー・バルダプロさん)よりもカードの役が弱い状況のなか、ブラフ(ハッタリ)をかますことで勝利しています。
「表情や賭け金を利用して、相手を騙す」
これがポーカーの超絶オモシロイところです。
ちなみに、相手に心を読ませない表情をあらわす「ポーカーフェイス」という言葉はこのポーカーから生まれた造語とされます。
また、映画「テキサス5人の仲間」からもポーカーの醍醐味を知ることができるので、「俺!私!ポーカー極めたいぜ!」なんて方はぜひ鑑賞してみてください!
ポーカーの基本用語と意味
ポーカーにはいくつも種類があり、例えばテキサスホールデムでしか使わないポーカー用語なんてものもありますが、ここではまずポーカー全般で使用する「基本用語」を解説していきます。
以下はどのポーカーでも出てくる必ず覚えておきたい用語ですので、まずはこれらの意味からおさえていきましょう!
また、ポーカーにおいて現在一番人気といわれるテキサスホールデムポーカーの用語は以下で解説しています。
ベット(Bet)
テーブルに賭け金をかけることをベット(Bet)といいます。
ポーカーでも使用しますが、カジノゲーム全般において使用するため、最初に覚えておくべき用語です。
コール(Call)
ポーカーのコール(Call)とは、自分の順が回ってきたときに選択できる行動(アクション)のひとつ。
相手のベット(賭け金)と同額のベットをするという意味です。
チェック(Check)
自分の順が回ってきたときに選択できる行動(アクション)のひとつ、チェック(Check)とは、次のプレイヤーにアクションを譲るという意味です。
フォールド(Fold)
自分の順が回ってきたときに選択できる行動(アクション)のひとつ、フォールド(Fold)とは、現在進行しているゲームを降りるという意味です。
自分の手持ちカードをテーブルに置き、フォールドと告げれば現ラウンドのプレイから引き下がることができますが、あなたがこれまで賭けてきたベットはテーブルに残り、まだプレイ中のプレイヤーがゲームを続行します。
また、フォールドした場合は次のゲームから再参加するルールです。
レイズ(Raise)
テーブル内の全プレイヤーに与えらたアクション(行動)、レイズ(Raise)とは、ゲームに参加している誰かがベットしたときにその金額を上回るベットをする、という意味です。
ただし、このベット金額を上乗せするレイズは、1プレイのうち~回までと回数制限が設けてある場合があります。
リレイズ(Re raise)
こちらもテーブル内の全プレイヤーに与えらたアクション(行動)ですが、リレイズ(Re-raise)とは、名の通り、レイズした後にさらに上乗せでレイズするという意味です。
リリレイズ(Re re raise)
リレイズ後、さらにレイズ(上乗せ)する場合をリリレイズ(Re re raise)といいます。
リリレイズする場合はその上乗せ分の金額を声に出し、テーブル全体へ伝えます。
ミニマムレイズ(Minimum Raise)
上記のレイズ(上乗せしてベット)する際の最低金額をミニマムレイズ(Minimum Raise)といいます。
オールイン(All in)
オールイン(All-in)とは、そのテーブルで持っている手持ちチップを全てベットすることです。
つまり「自分の手持ちは絶対に勝てるくらい強いですよ」という他プレイヤーに対しての意思表示となります。映画のシーンなどで、緑のポーカーのマットの上に、全チップを置くシーンがまさにこれです!
全て賭けるため、負けた場合は全チップを失います。
ドロー(Draw)
ポーカーのドロー(Draw)とは、まだ未完成のハンド(役)でプレイしている状況を指す言葉です。決して引き分けという意味ではありません。
あと1枚で役が完成するがこなければ完成しない手のような場面を”ドローでプレイする”といいます。
アンティ(Anti)
ゲーム開始時、最初にベットしなければならない、そのテーブルへの参加費をアンティ(Anti)といいます。
設定されたアンティの額はテーブルによって変わりますが、ゲームの参加者全員が支払わなければならないものですので、拒否することはできません。
また、ポーカーの種類によってはアンティが無い場合(3カードポーカーなど)もあります。
サイドポット(side pot)
自分の手持ちチップすべてを賭けるオールイン後、他プレイヤーがレイズ(上乗せ)した場合はメインポットとは別の場所に保管されるのですが、この別の場所をサイドポット(Side pot)といいます。
ショーダウン(Shodown)
ゲームの勝敗を決める際に、参加者全員の手札を公開することをショーダウン(Shodown)といいます。
ポーカーにおいて、最も緊張する瞬間です。
シャーク(Shark)
参加しているテーブルにおいて、アグレッシブ且つ強いプレイヤーのことをシャーク(Shark)といいます。
また、直訳すると”鮫(サメ)”となるように、弱いものを徹底的に攻撃する様から名づけられたそうです。
ライブポーカーで覚えておきたい3つのマナー
オンラインポーカーとは異なり、実際のカジノテーブルについて行うポーカーのことをライブポーカーといいます。ゲーム画面とは違い生身の人間相手でプレイするため、マナーが重要になります。
オンラインポーカーとは異なり、実際のカジノなどで行われるテーブルについて行うポーカーのことをライブポーカーといいます。一人でPCやスマートフォン上で操作するのとは違い、マナーを知っておかないと違反行為になることもあります。
オンラインポーカーと比較されることが多いのですが、そもそもカジノまたはイベントなどでポーカーのテーブルが身近に無ければオンラインポーカー以外に方法がありませんので、ライブポーカーができる機会の方が格段に少ないのではないでしょうか。
そのため、ポーカー自体のルールは熟知していても、実際に他のプレイヤーと肩を並べてプレイするには、マナーや精神的な部分で必要となる要素が全く違ってきます。特に心理戦の比重が高いポーカーにおいてはリアルな対戦の方がBETするにもカードを配るにもそれぞれに時間がかかりますので、オンラインに慣れてしまっていると実際のライブポーカーの場で浮いてしまう…ということも起こります。
またライブポーカーにおいては当然身一つの参加ですので、オンラインのように画面と資金に余裕がある限り複数のプレイにエントリーして同時進行で賞金を稼ぐということはあり得ません。色々な意味でオンラインとライブの違いを把握しておき、自分はまずポーカーのルールを知りたい、まずは気楽にプレイしてみたい、賞金を稼ぎたいのか。あるいは、本場でも通じるマナーを身につけたい、強さも兼ね揃えながら華やかな場でのプレイも楽しみたいのか。などによって選べるようになっています。
ライブポーカーへの参加の仕方
自分が何のポーカーに参加したいかによって、ANTEや最低BET額を確認してからテーブルに着かなければいけません。そしてオンラインとは違い他のプレイヤー一人一人の動きまで見える分、どこでコールするか、フォールドするか、オールインの賭けに出るかなどの緊張感に慣れておくのもリアルな楽しみ方です。
カジノの本場アメリカでは、使用できる言語が英語のみと制限されていることもあり、アメリカ以外の国ではどの言語が使用を許されているのかも事前に確認しておきたいところです。カジノに関する英語を理解しておけば最低限困ることはないでしょう。
ポーカーのテーブルについている最中に携帯電話等の電子機器を使用することは禁止されています。不正をできないようにすることが一番の理由であり、本当に電話をしなければならない時はチップを置いて続行の意思を伝えて中断するか、ゲームの途中ではないことを見計らって席を立つ方がスマートです。
ライブポーカーで絶対にしてはいけないこと
ライブポーカー中にしてはいけないことはいくつかありますので、それらを紹介します。
役を言わない
プレイ中は自分の役に関係するため無言なのは当たり前ですが、途中でフォールドした時にまだプレイしている人に対して自分が持っていたカードを言うのは一番してはいけないことです。
なぜなら、ポーカーの場合は将棋やチェスとは違い見えない所で争う要素が強い勝負ですので、他のプレイヤーの勝敗を左右するようなヒントになることはマナー違反です。カードの中身までは言わなくても、ため息をついてそれとなく自分の持っていたカードを捨てなければ…といったニュアンスの行動をするのもNGです。
チップを置く時は1回で
チップを置くという行為は、他のプレイヤーにとって自分にどの程度の役が揃っているかを予想される要素の一つになる重要な局面です。そのため、何度かに分けてチップを置く、または置く時に周りの様子を伺うなどの行為はライブポーカーの場では不適切です。仲間内で楽しくプレイしている時はお互いのマナーの範囲内で楽しめば良いのですが、全くの他人が相手の時は表情をまじまじと見るのも控えましょう。
順番を守る
オンラインでプレイをしていると自分の番ではない限りボタンも押せない状態となりますが、ライブにおいてはBETする順番もよく見ておかないと、ペナルティにされてしまうこともあります。ペナルティとしては1回自分のハンドが休みにされるというのが一般的です。
大きな大会を目指すならライブポーカーにも慣れておくべき
オンラインポーカーは同時多面プレイができ、1ゲームの時間もスピーディーな点から、プロのポーカープレイヤーとして生計を立てるならオンラインポーカーの方が向いているとされています。しかし、日本選手権や世界大会の規模にもなると、結局はライブポーカーでの経験がなければミスやペナルティに繋がることが多くなってしまうのもまた事実です。
そしてリアルに他のプレイヤーと対戦しておけば、色々なタイプの戦略を肌で感じられ、オンラインには無いカジノ独特の空気感を味わえることでしょう。独り言やあからさまに表情に出すこともマナー違反ですので、粋なプレイスタイルを勉強するためにライブポーカーに挑戦しておくことも大切です。
まとめ
友達や家族、親戚同士で行う一般的なポーカーであれば、何となくルールを覚えるだけで、トランプを使って簡単にプレイできます。
ただ、「チップを賭ける」といったカジノ要素がプラスしてくると、その他のポーカーのルールも覚えなきゃいけないため、なかなか大変です。
今は無料のスマホアプリでいろいろなポーカーゲームがオンラインで楽しめますから、「ポーカーを覚えたい」「ポーカー初心者」という方は、ぜひそちらをプレイしてみるといいかもしれません。
オンラインポーカーの場合、対戦相手が機械だったり、画面越しのディーラーとなるので、心理戦は無用!
コツをつかんできたら、オンラインカジノのサイトやアプリで、リアルマネーを使ってポーカーに挑戦してみて٩( ”ω” )وそして、いつかはランドカジノのポーカーで一攫千金!!