
テキサスホールデムってなに?
テキサスホールデムポーカーとは、ポーカーを代表するゲームの1つで、最も人気の高いポーカーの種類!
テキサスホールデムポーカーでは、テーブルにコミュニティカードが5枚公開され、手持ちカード2枚を合わせた計7枚のカードで役を作ります。
こういうスタイルをフロップポーカーといいます。
▶テキサスホールデムのプレイ手順
まず大雑把な手順を説明します。
- 着席(着席の位置によって立ち振舞が若干変わります)
- カードが配られ第1ベッティングラウンド「フリフロップ」
- 第2ベッティングラウンド「フロップ」
- 第3ベッティングラウンド「ターン」
- 第4ベッティングラウンド「リバー」
少人数では5の手順まで進む前に勝負がつくことが多いです。
ポーカーはプレイヤー同士の勝負のため、勝てないと思ったらフォールド(勝負から降りること)が賢い選択であるからです。
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テキサスホールデムポーカー|ルール&ゲームの流れ
1. 着席する
オンラインカジノでは、多くの場合途中からゲームに参加する格好になると思います。この時着席する場所(ポジション)や誰の隣に座るかはかなり重要です。
これからスタートする場合はディーラーボタンを決めます。決め方は、全員に1枚ずつカードを配り、一番ランクの高いカードの人とするのが一般的です。
ディーラーボタンというチップよりやや大きめな円盤を目印に使い、それをそのプレイヤーの前に置きます。
“ディーラー”と言っても一般のプレイヤーで何かを取り仕切るわけではありませんが、ポジション的には最後の手番なので他人のアクションや反応を観察して一番最後に意思決定できる、ディーラーボタン=一番有利なポジションと覚えておくと良いでしょう。
正式なカジノなどでは、ディーラーボタンとディーラー(カードを配る人)は別です。
2. 第1ベッティングラウンド「フリフロップ」
カードが配られる前に、ディーラーボタンの左隣(次の人)とその隣の人は事前にブラインドベットする必要があります。
ブラインドベットとは強制的にチップをベットする意味で、ブラインド(カードが見えない)状態でベットするのでブラインドベットと呼ばれます。
ディーターボタンの左隣の人をスモールブラインド(SB)、その左隣の人をビッグブラインド(BB)と呼びます。
ブラインドベットは、テキサスホールデムポーカーにおける参加費のようなもので、逆にテキサスホールデムポーカーではこの仕組みがあるため参加費が必要ないことも多くあるようです。
ブラインドベットが終わったら、スモールブラインドの位置から左回りに1人1枚ずつ計2枚になるようにディーラー(カードを配る人、ディーラーボタンではない)がカードを配ります。
この最初の2枚はプレイヤー自身だけが見れて使える固有のカードで、ホールカードと呼ばれます。
ホールカードが配られたら、ビッグブラインドの次の人からアクションを開始します。
3. 第2ベッティングラウンド「フロップ」
第2ベッティングラウンドはフロップと言います(以下、フロップ)。フロップでは、コミュニティカードが3枚公開されます。
4. 第3ベッティングラウンド「ターン」
第3ベッティングラウンドはターンと言います(以下、ターン)。ターンでは4枚目がオープンになり、それを受けて再びアクションをします。
5. 第4ベッティングラウンド「リバー」
そして最後のベッティングラウンドです。第4ベッティングラウンドはリバーといいます。
いよいよショーダウン(ハンド公開)です。
例え、ここで負けてしまったとしても、1度の勝ち負けは全体で見れば重要ではありません。
テキサスホールデムポーカーはこの勝負を数百数千ゲーム楽しむものです。だからこそ最後には確率論が強いとも言えます。
ここまで終わったら次のゲームへ進みます。ビッグブラインドが時計回りに1つずれます。
それに伴いスモールブラインド、ディーラーボタンも1つずつずれ、参加者全員が平等にすべてのポジションでプレイできます。
ビッグブラインドやアンダー・ザ・ガンは不利なので、2回連続でそのポジションにならないようになっているのです。
▶テキサスホールデムポーカーの流れをおさらい
- テキサスホールデムポーカーのテーブルに着席するポジションは重要です。ただし、1ゲームごとに左回りにずれていくので、長く続けるのであれば、さほど気にする必要はありません。
- テキサスホールデムポーカーは、勝負する全員が同額をベットしなければなりません。出来ない場合はフォールドかオールイン(全賭け)する必要があります。
- フォールドするか勝負するか選択することをアクションといいます。アクションし合うタイミングをベッティングラウンドといい、ベッティングラウンドはプリフロップ・フロップ・ターン・リバーの4回あります。
- 各ベッティングラウンド中、1人を除いて全員がフォールドするか、最終のショーダウンで最もハンドが強い1人がここまで積み上げられたポットのチップ(賞金)を総取りできます。
テキサスホールデム|ベット方法
アクション | 意思表示 | 意味 |
---|---|---|
フォールド | 降りる | チップを賭けず、勝負から降りる。 |
コール | 勝負する(様子見) | 同額のチップを賭け勝負を続ける。 |
チェック | 勝負する(消極・様子見) | ブラインドベットでベット済みかコール済みで手番が回ってきた場合、次の人にアクションをパスする。 |
レイズ | 勝負する(積極) | 同額以上のチップを上乗せして勝負を続け、且つ相手を揺さぶる効果もある。 |
オールイン | 勝負する(超積極) | 自分がもつチップ全額を上乗せして、最後まで勝負を続ける。 |
カジノホールデムポーカーのハンドの確率、RTPとハウスエッジ
▶ハンドの確率
テキサスホールデムポーカーで用いる役は、一般的なポーカーと同じです。
強い順に並べると、各手役の配当は以下の通りです。
ハンド名 | 通りの総数 | 完成確率 |
---|---|---|
ロイヤルストレート | 4,324通り | 0.00323% |
ストレートフラッシュ | 37,260通り | 0.0279% |
フォー | 224,848通り | 0.168% |
フルハウス | 3,473,184通り | 2.60% |
フラッシュ | 4,047,644通り | 3.03% |
ストレート | 6,180,020通り | 4.62% |
スリー | 6,461,620通り | 4.83% |
ツーペア | 31,433,400通り | 23.50% |
ワンペア | 58,627,800通り | 43.82% |
ハイカード | 23,294,460通り | 17.41% |
ロイヤルストレートや、ストレートフラッシュの完成確率の低さは異常です( ̄▽ ̄)💦
▶RTPとハウスエッジ
オンラインカジノでテキサスホールデムをプレイする場合、それぞれのゲームごとによってRTPは異なります。
ランドカジノでもハウスエッジはハウスルールによって異なりますが、おおよそ2%~2.5%と言われています。
テキサスホールデム VS その他のポーカーゲーム
テキサスホールデム | オマハホールデム | 7カードスタッド | |
---|---|---|---|
ベット | ・ビッグブラインド ・スモールブラインド ・サイドベット | ・ビッグブラインド ・スモールブラインド ・サイドベット | ・アンティ |
RTP | 99.47% | 95.95% | 98.18% |
ハウスエッジ | 2から2.5% | 2.16%から6.34% | 3.28% |
テキサスホールデムでは、プレイヤーに配るカードを2枚にし、山からのカード交換をなしに、その代りコミュニティカード5枚+2枚の計7枚でハンドの作るというルールにすることで、1テーブルあたりのプレイヤーを増やすことができます!
もちろん、やってみればわかることですがこのテキサスホールデム、面白いんですよ!プレイヤー人数が増えることで賭け金も上がりやすく、勝つときは大儲けできます。
しかもコミュニティカードは一気に公開されるのでなく、0枚→3枚→4枚→5枚と徐々に公開されていきます。そのたびにチップをベットできるので、状況状況での心理戦や思考戦が非常に面白い!
▶テキサスホールデム vs オマハホールデム
テキサスホールデムとオマハホールデムは非常によく似たゲームです。
最大の違いは、
- テキサスホールデム:「手持ちカード2枚」+「コミュニティカード5枚」で、計7枚のカードを用いて役を作る。
- オマハホールデム:「手持ちカード4枚」+「コミュニティカード5枚」で、計9枚のカードを用いて役を作る。
というところ(^^)
手持ちカードが多い分、テキサスホールデムとは異なった戦略が求められます。
オマハホールデムについて詳しく知りたい方は、オマハホールデム記事をチェックしてみてくださいっ!!
▶テキサスホールデム vs 7カードスタッド
7カードスタッドポーカーは手札の1部を公開しつつプレイするポーカー。
以下の手順でゲームが進行します。
ラウンド名 | カード配布手順 |
---|---|
サード・ストリート | ・裏向き2枚 ・表向き1枚 |
フォース・ストリート | ・表向き1枚 |
フィフス・ストリート | ・表向き1枚 |
シックス・ストリート | ・表向き1枚 |
セブンス・ストリート | ・裏向き1枚 |
セブンスタッドポーカーは、公開された手札をもとに駆け引きがしやすいのが特徴!
ポーカーの心理戦が好きなプレイヤーには嬉しいルールっすね(^^)
テキサスホールデムで使える戦略
戦略名 | なぜオススメなのか? | |
---|---|---|
初心者向け | ・参加率を下げる ・ポジションを意識 | ポーカーゲームに慣れていない段階では、むやみやたらにゲームに参加するのは止めましょう。 初心者のうちはフォールド(ゲームから降りる)することも大事な戦略の1つです。 |
上級者向け | ・ハンドレンジを意識 | ポジションごとのハンドレンジを意識しながらプレイしましょう。確率に基づいてゲームを進めることにより、勝率を高めることが可能。 |
テキサスホールデムで使える戦略を詳しく知りたい方は、ポーカーの戦略について書かれた記事をチェックしてみてくださいっ!!
まとめ
百聞は一見に如かず!!
テキサスホールデムポーカーは、ポーカースターズでプレイできるので、そちらで実践をしてみると良いでしょう。
テキサスホールデムポーカーは対人戦であり、他人との読み合いが勝敗を分けます。
ディーラーと勝負する多くのカジノゲームとは異なり、如何にして相手を出し抜き、騙されないよう努めるか、だと思います。
もちろん確率計算もできるならやるべきでしょう。ただし、こちらは相当の慣れが必要です。
テキサスホールデムポーカーは実際やってみるとそれほど複雑でなくサクサク進んでいくので、1~2時間やればおおよそのルールは肌で理解できると思います。
聞き慣れない単語に抵抗があるとは思いますが、面白いのでぜひチャレンジしてみてください!