ルーレットは確立のゲームです。確立を正しく使えば必ず勝てる?という説もあり、だからこそぜひ覚えておきたいベットの方法を身に付けてみましょう。ルーレットの掛け方・確率・配当を一覧にまとめてあります。
今回はカジノの花形的存在である「ルーレット」の基本的なルール・遊び方についてご紹介します。
ルーレットはカジノ初心者でも明日にはじめられるほどシンプルなゲームですので、具体的な遊び方などはあまり知らない…という方はぜひこの機会に覚えてみてくださいね!
ルーレットのルール
ルーレットとは、「回転する円盤に投げ入れた玉の落下地点」を当てるカジノゲームで、カジノを象徴するメインゲームであることから、別名「カジノの女王」といわれています。
ルーレットの具体的なルールや遊び方についてはこの先で解説していますが、基本的には37区分または38区分されているホイール(円盤)にディーラーが玉を投入、それをプレイヤーが当てるという、とてもシンプルなゲームです。
- 賭け金を賭ける(ベット・チップを置く)
- ディーラーが玉を投入
- プレイヤーは「どこに落ちるか?」を見守る
- 玉が番号に入る
- ゲームの勝敗が決まる
ルーレットの種類と違い
まずルーレットを学ぶうえで重要なのは、ルーレットには
という2つのタイプが存在するということです。
ルーレットのゲームタイプが分かれた要因としては、「1841年、ブラン兄弟といわれるフランス人カジノ経営者が38区分だったホイール(円盤)から”00″を抜き37区分に変更したこと」が現在もっとも有力な説とされます。
これらの違いは「00の有無」というたった一つの要素ではありますが、00を抜いたことで、確率や控除率(ハウスエッジ)、ホイール、テーブルレイアウトなどに変化があるため注意が必要です。
区分 | 特徴 | 控除率(ハウスエッジ) | |
アメリカン | 38区分 | 0/00あり | 5.3% |
ヨーロピアン | 37区分 | 0のみ | 2.7% |
※昔はこの他以外のタイプもありましたが、最近はあまり見かけないため割愛します。
アメリカンルーレット

アメリカンルーレット(AMERICAN ROULETTE)とは、「0」「00」が存在するルーレットタイプで、数字は38区分、ホイールやテーブルレイアウトには「0」と「00」の両方が画かれています。
別名「ダブルゼロ」といわれるアメリカンルーレットの特徴としては、上記2つの0があることはもちろん、ホイールにて「対角線上に連続する数字がある」という点も特徴のひとつといえるでしょう。
このタイプは多くの儲けを狙う、マカオやラスベガスのカジノで多く採用されています。

こちらはアメリカンルーレットのテーブルレイアウトです。
図の左側を見ていただければわかるように、アメリカンルーレットテーブルには「0」と「00」の両方が画かれています。
ヨーロピアンルーレット

一方、ヨーロピアンルーレット(EUROPEAN ROULETTE)とは、別名フレンチルーレットと呼ばれるもののことで、アメリカンルーレットから「00」を排除したタイプを指します。
「0」が一つであることから「シングルゼロ」といわれる場合もありますが、特徴としては、控除率(ハウスエッジ)が約2.7%と低い設定にあるため、アメリカンよりプレイヤー有利な設計であることです。
さらにヨーロピアンには刑務所入りという意味をもつ「アンプリゾン(EnPrison)」という特殊ルールがついている場合があります。詳しい解説はここでは割愛しますが、上手く利用することで美味しい立ち回りができるようです。

こちらがヨーロピアンルーレットのテーブルレイアウトです。アメリカンと見比べれば分かるように、図の左側には「0」のみしか画かれていません。
またヨーロピアンはオンラインカジノやヨーロッパを中心に多く採用されていますが、マカオやラスベガスでもこのタイプを見かけたという情報があったため、プレイ前はどちらのタイプかよく確認することをおすすめします。
(※ヨーロピアンのほうが断然有利であるため)
ルーレットのルールや遊び方・流れ

ルーレットの遊び方や流れは、アメリカン・ヨーロピアン、またはランドカジノ・オンラインカジノなどで変わることはありません。
基本的にすべて同じ流れのもと行い、ゲーム自体もシンプルなつくりとなっていますので、たとえカジノ初心者であっても概ね覚えられるでしょう。
【1】テーブルを決める
まずはルーレットのホイールやベッティングエリアが置かれているテーブルに着席します。
テーブルはミニマムベットやマックスベットを参考にし、自分の手持ち額に適した場所を選びましょう。
【2】専用のチップに交換する
カジノはチップというものを現金に見立ててプレイします。
1、2、5、25などのチップがありますので、それぞれ交換してください。
【3】賭ける
ディーラーの No more bet(ノーモアベット)という合図があるまで自由に賭けられます。賭けたい場所にチップを置きましょう。
【4】勝敗が決まる
最後はディーラーがホイール(円盤)に球を投げ入れ、置いたチップの場所に入ればあなたの勝ち、入らなければチップは没収されます。
ルーレットの賭け方:インサイドベット
ルーレットの賭け方を大きく分けると、インサイドベット、アウトサイドベットという2種類がありますが、インサイドベットとはベットエリア(賭ける場所)が番号のみに絞られるベット方法です。
ルーレットについて詳しく知らないという方は、上記画像で公開している数字のエリア「0・00から36までにしか賭けられない」と覚えておきましょう。
▼特徴
インサイドベットは「1」「2」といった少ない目に的を絞って賭けるため、勝率が低いかわりに当たれば6~36倍の大きな配当がもらえます。ハイリスクハイリターンなのが特徴です。
▼注意点
大きな配当が見込めますが当たる確率は低めです。無茶な額で賭けすぎると一瞬で手持ちがなくなります。
▼こんなプレイヤーにおすすめ
・一発逆転したい
・確率計算や分析によって落ちる場所が予測できている
・大きなリターンが欲しい
シングルナンバーベット / ストレートアップ【1点賭け】
シングルナンバーズベット(別名ストレートアップ)とは、「たったひとつの数字に絞って賭けるベット方法」で、インサイドベットの花形的な賭け方となります。
当然のこと当たる確率は低いですが、ストレートアップが当たればゴルフにおけるホールインワンのような爽快さを味わうことができ、インサイドベットの中で最も高い配当である「36倍」が付与されます。
名称 | シングルナンバーズ / ストレートアップ |
賭け方 | 1点賭け |
配当 | 36倍 |
確率 | 2.7% |
控除率 | 5.26% |
スプリットベット【2点賭け】
スプリットベットとは、隣りあう2つの数字を選択できる賭け方で、チップを置ける場所は上記画像のとおり3つの方法があります。
隣あっていれば縦or横どちらでも賭けられますが、配当は「18倍」とシングルよりも低く設定されています。
名称 | スプリット |
賭け方 | 2点賭け |
配当 | 18倍 |
確率 | 5.4% |
控除率 | 5.26% |
ストレートベット / トリプル【3点賭け】
ストレートベット(別名トリプル)とは、3つの数字を選択できる賭け方で、上記画像の位置にチップを置きます。
また、ここではお見せしていませんが、3番の逆である「00・2・3」に賭ける方法もストレートベットと言い、配当は「12倍」まで下がります。
名称 | ストレートベット / トリプル |
賭け方 | 3点賭け |
配当 | 12倍 |
確率 | 8.1% |
控除率 | 5.26% |
コーナーベット【4点賭け】
コーナーベットとは、合計4つの数字を選択できる賭け方で、線と線が交わる場所にチップを置きます。
上記では「17・18・20・21」の4つに賭けていますが、「1・2・4・5」や「25・26・28・29」といった場合でも、四角形型にベットされていればすべてコーナーベットです。
また、ようやく当たる確率が10%を超えますが、配当は「9倍」まで下がります。
名称 | コーナー |
賭け方 | 4点賭け |
配当 | 9倍 |
確率 | 10.8% |
控除率 | 5.26% |
ファイブナンバーズベット / 5ベット【5点賭け】
ファイブナンバーズベットとは、合計5つの数字(0・00・1・2・3)を選択できる賭け方で、図のような0と1を区切る真ん中の線上にチップを置きます。
当たった場合の配当は「7倍」、確率は13.1%です。
名称 | ファイブナンバーズ / 5ベット |
賭け方 | 5点賭け |
配当 | 7倍 |
確率 | 13.1% |
控除率 | 7.89% |
ラインベット【6点賭け】
ラインベット(Line Bet)とは、6つの数字を選択できる賭け方で、図のように2つのラインの真ん中にある線にチップを置きます。
別名ダブルストリートベット(Double Street Bet)や、シックスナンバーズベット(Six Numbers Bet)とも言いますが、基本ラインベットで覚えておけば大丈夫です。
また、当たる確率は16%を超え、配当は「6倍」まで落ち込むのが特徴です。
名称 | ライン / ダブルストリート / シックスナンバーズ |
賭け方 | 6点賭け |
配当 | 6倍 |
確率 | 16.2% |
控除率 | 5.26% |
ルーレットの賭け方:アウトサイドベット
アウトサイドベット(Outside Bet)とは、
- ○or△
- 1列
- エリア
というように、広範囲のエリアに賭けられるベット方法です。
絞り込む方法はいくつか種類があり、どれも全数字から「1/2」または「1/3」に絞り込むことができます。
▼特徴
的を絞った賭け方であるインサイドベットよりも配当は下がりますが、その分、当たる確率が高くなり、いわゆるローリスク・ローリターンなのが特徴です。
▼注意点
原則として、アウトサイドベットでは基本的に「0」と「00」が出た場合は自動的に「負け」となります。一部ゲームタイプによってはOKとなることもありますが、一般的にはNGであるため注意が必要です。
▼こんなプレイヤーにおすすめ
・大きな賭けは狙えない
・すべての賭け方を覚えられていない
・コツコツ稼ぎたい
・負ける確率を抑えたい
コラムベット【12点賭け】
Column(コラム / カラム)とは、2to1と書かれている列に賭けるベット方法です。
別名「1列12点賭け」といわれるコラムは、
- 3~36の列
- 2~35の列
- 1~34の列
の3パターンがあり、その列の数字どれかが当たることで「3倍」の配当を獲得できます。

1パターン目のコラムは、ルーレットテーブルの「3~36」が該当します。
チップは3~36の右側にある2to1に置きましょう。

2パターン目のコラムは、ルーレットテーブルの「2~35」が該当します。
チップは2~35の右側にある2to1に置きましょう。

3パターン目のコラムは、ルーレットテーブルの「1~34」が該当します。
チップは1~34の右側にある2to1に置きましょう。
ダズンベット【12点賭け】
Dozen(ダズン)とは、ルーレットテーブルに書かれた数字「1~36」を3つに分割し、その分割された3エリア、
- 1st12「1~12」
- 2nd12「13~24」
- 3rd12「25~36」
のいずれかを指定するベット方法です。(別名:1ダース12点賭け)
配当は先ほどと同じ「3倍」、チップは賭けたいエリアの下(横画像のためここでは下と表記)に置いてください。

こちらは1~12のエリアに賭ける方法です。
チップは1~12のすぐ下、「1st12」に置きましょう。

こちらは13~24のエリアに賭ける方法です。
チップは13~24のすぐ下、「2nd12」に置きましょう。

こちらは25~36のエリアに賭ける方法です。
チップは25~36のすぐ下、「3rd12」に置きましょう。
ハイ・ロー【前半・後半賭け】
Hi Low(ハイ・ロー)とは、ルーレットテーブルに書かれている数字を2分割し、その2分割されたエリア、
- 1to18「1~18」
- 19to36「19~36」
のどちらかを指定するベット方法で、別名、前半・後半賭けといいます。
ハイローの当たる確率は50%であるため、配当は「2倍」、チップは1to18、または19to36に置きます。

こちらは前半の数字1~18に賭ける「1to18」です。
チップはルーレットテーブルの左下、1to18に置きます。

こちらは後半の数字19~36に賭ける「19to36」です。
チップはルーレットテーブルの右下、19to36に置きます。
オッド・イーブン【奇数・偶数賭け】
Odd Even(オッド・イーブン)とは、奇数or偶数どちらかを選択するベット方法で、
- 奇数=ODD
- 偶数=EVEN
と表します。(別名:奇数偶数賭け)こちらも当たる確率は50%であるため、配当は「2倍」です。

こちらは「偶数」に賭ける場合の図です。
チップはルーレットテーブル下にある「EVEN」に置きましょう。

こちらは「奇数」に賭ける場合の図です。
チップはルーレットテーブル下にある「ODD」に置きましょう。
レッドブラック【赤黒賭け】
Red Black(レッドブラック)とは、その名の通り「赤or黒」を指定するベット方法で、当然のこと
- 赤=Red
- 黒=Black
と表します。(別名:赤黒賭け)
もちろんレッドブラックの当たる確率も50%ですので、先ほどと同様、配当は「2倍」、チップはルーレットテーブルの中央下「Red」または「Black」に置いてください。

こちらはRed(赤)を指定した場合の図です。(黄色マーク)
赤に絞る場合は「Red」にチップを置きます。

こちらはBlack(黒)を指定した場合の図です。(黄緑マーク)
もちろん黒に絞る場合は「Black」と書かれている場所にチップを置きます。
ルーレットの注意点
最後にルーレットの注意点を説明して終了とします。
「あ…知らなかった…」ということもあるかもしれませんので、これからルーレットをはじめようと思っている初心者は一度確認しておきましょう。
注意点1. 掛け金の確認と交換のタイミング
ルーレットを含むすべてのテーブルゲームにいえることですが、テーブルを決める際は
- ミニマムベット(最低賭け金)
- マキシマムベット(最高賭け金)
を必ず確認するようにしましょう。これは1ゲームにおいて最大と最小の掛け金を示すものなので、自分の予算や戦略に合うテーブルをしっかりと選ぶためにも注意深く確認しておくことが大切です。
またカジノに限らずすべての賭博では「調子」や「流れ」というものが存在します。かなり不確定要素ではありますが、一部、その流れを壊されることに対して過敏に反応するプレイヤーもいます。
あまり考えすぎるのもよくないですが、喧嘩にならぬ程度に空気を読み、ゲームが途切れたタイミングを狙って交換しましょう。
注意点2. 専用のチップを確認する
テーブルが決まれば、自分の所持金をルーレット専用のチップに交換します。
おそらく赤、青といった色のついたチップが渡されると思いますが、これはプレイヤーの専用色を予め決めることで、誰がどこに賭けたのかを視覚的にわかりやすくするためです。
またベットするときなど、チップを触る場面はいくつかありますが、決して自分の色以外のチップは触らないようにしましょう。注意だけならまだよいほうですが、最悪の場合「不正」という扱いをうけることになります。
さらに治安のよくない海外カジノや、内部の整備がしっかり行われていないカジノで遊ぶ際は、
- 渡したお金とチップの量がイコール(=)であるか
- チップ1枚いくらなのか
の2点は注意深くみてください。悪質なカジノ店、カジノディーラーの場合、あらかじめチップを抜いた状態で渡されることがあるようです。
注意点3. ディーラーの指示を守る
これもルーレットに限らず、すべてのカジノゲームでいえることですが、カジノにおいてディーラーはゲームを進行する最も重要な役であり、そのテーブル内で唯一カジノ運営側の人間です。
たとえば「NO MORE BET(ノーモアベット)」の掛け声があった後に追加でベットしたりすると「違反」の原因となり、そのゲームを追い出されてしまうかもしれません。
また、他プレイヤーのチップと混雑する場合や、プレイヤーが置きづらい「」ディーラーの指示や合図はしっかり守りましょう。
注意点4. 他プレイヤーと同じところに賭けたい場合
たとえば、この先で説明する「インサイドベット」はチップを置けるエリアが制限されているので、他プレイヤーと同じところに賭ける場合は、そのプレイヤーのチップの上に重ねてベットします。
一方アウトサイドベットの場合は、チップを置けるエリアが比較的広いため、他プレイヤーのチップには重ねず、横におくようにしてベットしましょう!
ルーレットの必勝法
必勝法を研究するルーレットプレイヤーなどもいますが、一般的に「どんな賭け方をしても勝率は50%を超えない」といわれています。
ルーレットは「戦略」や「運」を楽しむカジノということを念頭に置いたうえでプレイしてくださいね。(※負けにくい方法はあります)
ルーレットの確率表
今回はルーレットにおける確率一覧について簡単にご説明させていただきます。
まずはルーレットにおける確率からご説明していきましょう。
ここでは「1?36」の数字に「0」を付け足した「ヨーロピアンスタイルルーレット」について解説させていただきます。
数字1つにベットする場合
この場合数字は37つありますから、単純計算で37分の1になります。1/37=2.7%の計算になります。
ちなみにこれを1点掛け、通称「ストレートアップ」と呼びます。
数字2つにベットする場合
単純計算で37分の2になります。2/37=5.4%の計算になります。
ちなみにこれを2点掛け、通称「スプリットベット」と呼びます。
数字3つにベットする場合
単純計算で37分の3になります。3/37=8.108%の計算になります。
ちなみにこれを3点掛け、通称「ストリートベット」と呼びます。
数字4つにベットする場合
単純計算で37分のになります。4/37=10,81%の計算になります。
ちなみにこれを2点掛け、通称「スプリットベット」と呼びます。
複数にベットする場合は「0」について考えることを除けば、「アウトサイドベット」という掛け方が主流になっています。賭け方一覧についてご説明していきましょう。
・1から18にベットする場合
・19から36にベットする場合
こちらは「ハイロー」と呼ばれたベット方法になります。ルーレット用語でも1番馴染み深い単語ではないでしょうか。
・偶数にベットする場合
・奇数にベットする場合
こちらの賭け方は「オッドイーブン」と呼ばれています。
・赤にベットする場合
・黒にベットする場合
こちらは「カラー」と呼ばれています。
これらは全てまとめて「およそ2分の1」となります。正確には0を含めるため「18/37」で48.6%になります。
・1から12にベットする場合
・13から24にベットする場合
・25から36にベットする場合
ちなみにこの範囲賭けを「ダズンべット」と呼びます。
・1.4.7.10.13.16.19.22.25.28.31.34の列にベットする場合
・2.5.8.11.14.17.20.23.26.29.32.35の列にベットする場合
・3.6.9.12.15.18.21.24.27.30.33.36の列にベットする場合
これらは全てまとめて「およそ3分の1」となります。
正確な値を算出すると「0を含めた37個の数字のうち12個に賭ける」という意味で12/37=「32.43%」になります。
こちらは「範囲賭け」と呼ばれたベット方法になります。
このように「ヨコ1列に賭けるもの」を「カラムベット」と呼びます。
ルーレットの勝率表
ルーレットではレイアウト上「どの数字にいくつずつ賭けるか」が明確に決まっております。賭け方は勝率別にまとめるとこの8種類が存在します。勝率を小数点第4位までまとめてみました。
・1点賭け(ストレートアップ)
こちらは1/37で2.7027%となります。ちなみに配当は賭けた金額の36倍となっています。
・2点賭け(スプリットベット)
こちらは2/37で5.4054%となります、こちらの配当は賭けた金額の18倍となっています。
・3点賭け(ストリートベット)
こちらは3/37で8.1081%となります。こちらの配当はかけた金額の12倍になっています。
・4点賭け(コーナーベット)
隣り合う4つの数字にコインを置く賭け方のことです。
こちらは4/37=10.8108%となります、こちらの配当はかけた金額の9倍となっております。
・5点賭け
こちらは5/37=13.5135%となります、こちらの配当はかけた金額の7倍となっております。
・6点賭け
こちらは6/37=16.2162%となります、こちらの配当はかけた金額の6倍となっております。
・ダズンベット、カラムベットのような「およそ3分の1賭け」
こちらは12/37=32.4324%となります、こちらの配当はかけた金額の3倍となっております。
・赤黒(カラー)、ハイローのような「およそ2分の1賭け」
こちらは18/37=48.6484%となります、こちらの配当はかけた金額の2倍となっております。
少し機械的になってしまいましたが、賭け方の種類とそれに対する配当についてまとめさせていただきました、参考にしていただけると幸いです。
ルーレットは確率的には勝てないようになっている
ルーレットは確率的に見ると勝率は50%を越えることは決してありません。
赤×黒、ハイローのみでベットするのが一番リスクを分散した賭け方になりますが、「0」という数字がそれを邪魔しています。
現在では「0」が存在する「ヨーロピアンスタイルルーレット」というものが主流となっています。
昔のゲームソフトだと「0」も「00」も存在するルーレットを見かけたことのある方多いのではないでしょうか?ちなみにこちらは「アメリカンルーレット」とも呼ばれていて、37個ではなく38個の数字にボールが入るためより勝率が下がるものとなっております。
このように、「どの賭け方をしようとも勝率が50%を越えることがない」というのがルーレットの大きな特徴といえます。
例えば同じようにカジノで有名な「数字を9に近づけてそれを競う」「バカラ」といったゲームも、「勝率が50%に限りなく近い」ということは共通していて、「確率的に勝てるギャンブルは厳密に言うと存在することはあり得ない」ということが言えます。
もちろん勝率がないわけではないので、マーチンゲール、逆マーチンゲール、65パーセント、モンテカルロ、10ユニットなど「様々な戦略を調べてそれを楽しむ」のもギャンブルの楽しさではあるので、「確率的に勝てないのだからやっても意味ないじゃないか!!」という方もいらっしゃると思いますが、「戦略を楽しむもの」といったゲームであることもルーレットの醍醐味の一つではないでしょうか。
まとめ
今回はルーレットの種類やルール、確率について解説しましたが、しっかりとご理解いただけたでしょうか?
初めてカジノを訪れた人でも、周りの人がプレイしている様子を何となく見ていれば、ルールがすぐに分かるほど単純明快なゲームですので、機会があればぜひチャレンジしてみてくださいね!
「必ず勝てる!」などといった必勝法がどのギャンブルに対しても通用しないのは当たり前ではあるのですが、「具体的な勝率」「配当について考えた戦略的なベット方法」「インサイトベットとアウトサイトベットの違い」など、「ルーレットを楽しむための初歩的なストラテジー」について知ることで娯楽としての関心を高めていただければ幸いです。