
責任あるギャンブルとは?
責任あるギャンブルは英語で「Game Responsibly」または「Responsible Gaming」などと呼ばれ、ギャンブルにおける「責任ある行動」を意味します。
オンカジ好きのワタシとしては国内でのプレイヤーが増えて、ますます業界全体が盛り上がることを願っていますが、ギャンブルには負の側面があるのも事実…
というのも、ギャンブルには依存性があるため、資金管理やメンタル面でコントロールができなくなる可能性があるからです。
「責任あるギャンブル」とは、こういった潜在的なトラブルを避けて、プレイヤーを守るための仕組みのこと💡
「オレには関係ないな(-ω-)/」と思っている方こそ危険かも…?
責任あるギャンブルについて理解して、健全で楽しいオンカジライフを送りましょう★
▶なぜ、責任あるプレイが重要なのか?
「ゲームを楽しむのは自分なんだから、好きにさせてよ~(>_<)」といった声も挙がるかもしれませんが、オンラインカジノやスポーツベッティングなどのギャンブルは依存性(中毒性)があります。
たとえば、
- 仕事に行くのが面倒になった
- 自暴自棄になった
などといった、今までになかった兆候が出始めることも…
このように、ギャンブルを無責任に行っていると、私生活にまで影響を及ぼしてしまう可能性があることをしっかり理解しておくことが大切です。
ギャンブル依存の兆候があるか確認するには
それでは、潜在的なギャンブル依存の兆候があるかどうか、以下のリストで確認してみましょう。
- 大金を賭けないと気持ちよくなれない。
- 負けが続いたあと「これっきり」ときっぱり辞めることが難しい。
- ギャンブルでの散財が家計を圧迫している。
- 睡眠時間を削ってまでギャンブルに時間を費やすなどの理由から、仕事や学業に悪影響を及ぼす。
- ギャンブルによってストレスや不安を感じ、ギャンブルが健康を損なう原因になっている。
- ギャンブルをしていないと落ち着きがなくなる。
- 自分自身、ギャンブルによるトラブルや問題があると自覚している。
▶ギャンブル依存の人を助けよう
あなたの周囲にギャンブル依存への不安を抱えていたり、またそのような兆候を見せている家族や友達はいませんか?
ギャンブル依存は身近にいる人が積極的に声掛けをしたり、同じ仲間として情報を共有することで救われることも!
必要であれば後ほど紹介する「ギャンブル依存に対するカウンセリング機関」を活用されることをオススメします。
▶ギャンブルの法律年齢とサポート
ギャンブルの法律年齢は諸外国の法律に準拠するため、そのカジノやスポーツベッティングを管轄する国によって異なります。
おおむね18歳から21歳以上となる場合が多いですが、必ずカジノサイトで確認をするようにして下さい⚠
責任あるギャンブルで活用したいツールとは?
責任あるギャンブルと言っても、具体的にどのような方法で自己規制をしていいのかわかりにくいものですよね。
ここでは、オンラインカジノやスポーツベッティングなどの環境で活用できる自己管理ツールと使い方、そしてメリットなどを解説します✅
☑️ 入金限度額
自分で設定した入金限度額に達すると、しばらくの間、入金することができなくなります。資金の使い過ぎを防いでくれるメリットがあります。
☑️ 損失限度額
失っても良いと思う損失限度額を設定します。損失限度額に達すると、自分が設定した期間中プレイすることができません。負け過ぎを防いでくれる保険のような位置づけにあります。
☑️ セッション制限
セッションリミット(プレイ数)を設定できる機能です。「今日は5ゲームまで」と設定したら、それ以上はプレイできません。プレイ時間の超過を防いでくれる強い味方です。
☑️ 時間制限
自分でプレイする時間制限をコントロールできる機能です。制限時間になると強制的にログアウトされます。こちらも、ゲームでの時間管理に役立ちます。
☑️ 賭け金限度額
自分で設定した賭け金額を超えると、それ以上ベットできなくなる機能です。これで資金を使い過ぎることもありません。
☑️ 決済リスト
過去の入出金リストを確認して、軍資金のプラスマイナスを把握することができます。総合的な資金管理ツールとしては欠かせません。
☑️ 自己排除
自己排除を設定すると、その期間が終わるまでアカウントにアクセスすることが不可能になります。この機能を使えば、一定期間、ギャンブルから距離を置くことができます。
☑️ 自己査定
カジノサイトが提供する自問自答形式のテストです。「ギャンブルで眠れないことがありますか?」「負けると絶対に取り返したくなりますか?」といった問いかけにより気付きを促すことが目的です。
☑️ タイムアラート
設定した時間になるとアラート機能が作動し、警告してくれます。時計で言うアラームに似た機能ですが、ツール的には甘いので、セッション制限や時間制限などと併用すると良いでしょう。
以上のようなツールが特に充実しているカジノは、PlayOJOやBet365。
各カジノが責任あるギャンブルに独自で取り組んでいますよ。
ギャンブル依存に対するカウンセリング機関
ギャンブル依存を助けるためのカウンセリング機関をご紹介します。本人でもご家族でも利用できるので、気構えずに気軽に相談をしてみてください。
▶ギャンブルについての総合相談
お住まいの地域にある保健所や精神保健福祉センターでは、「ギャンブル」に関する総合相談を受け付けています。
自分自身、また身内や家族、友達や同僚などのギャンブルに関して悩みや不安、質問などがある方は問い合わせをしてみましょう。
・各地域の保健所:保健所管轄区域案内 ・精神保健福祉センター:全国精神保健福祉センター一覧 |
▶ギャンブルカウンセリング
ギャンブルカウンセリングではギャンブルが原因で実際に生活に支障をきたしている方に対して、専門のカウンセラーが治療へのアドバイスを行っています。
また、必要がある場合はギャンブルセラピーやその他の専門機関を紹介しています。電話一本で、辛い生活から回復への道を歩むことができます。
・ギャンブル依存症予防回復支援センターサポートコール:0120‐683‐705 ・東京カウンセリングサービス:03-5431-3096 |
▶ギャンブルセラピー
ギャンブルセラピーはギャンブル依存のある方を対象に、回復に向けての精神治療やメンタルセラピーを実施しています。
ギャンブルセラピーを実施する医療機関は全国に広がっていますが、問い合わせ窓口は依存症対策全国センターがおすすめです。ここでは、お住まいの地域にある治療施設を紹介しています。
▶ギャンブル禁止サービス
海外の銀行ではオンラインギャンブルでの資金使い過ぎを防ぐために「ギャンブルバン(Gamble Banned」というシステムを設けている銀行があります。
国内銀行ではまだ導入されていませんが、事前に出金額や送金額を制限することは可能です。
▶その他、諸外国のギャンブル依存を助ける機関
- アメリカ – The National Council on Problem Gambling
- アメリカ – Substance Abuse and Mental Health Services Administration (SAMHSA)
- アルゼンチン – Juego Responsable – 0800-333-0333, WhatsApp 011-1524416058
- ベルギー – VAD – 02 423 03 33
- ブラジル – Jogadores Anônimos – (11) 3229-1023
- カナダ – ProblemGambling – 1-866-531-2600
- チリ – Psicólogos Ludopatía Chile – 9 222 3860
- ドイツ – Spielen mit Verantwortung: Glücksspielsucht – 0800-1 37 27 00
- スペイン – FEJAR – 900 200 225
- フランス – IFAC – + 33 (0)2 40 84 76 20
- イタリア – TVNGA – 800 55 88 22
- オランダ – AGOG – 0900-2177721 (€ 0.10 per minute)
- ノルウェーNorge – Hjelpelinjen – 800 800 40
- オーストリア – Spielsuchthilfe – (1) 544 13 57
- ポルトガル – Jogo Responsável – 213 950 911 (SICAD – Serviço de Intervenção nos Comportamentos Aditivos e nas Dependências)
- スイス – Sucht Schweiz – 021 321 29 11
- スウェーデン – Stödlinjen – 020-819 100 (09:00 to 21:00)
まとめ
ギャンブルにのめり込みすぎて、コントロールがつかなくなるギャンブル依存症。
ギャンブル依存症が悪化すると、
- うつ病やパニック障害、心的外傷後ストレス障害 (PTSD)などの精神疾患が併発してしまうなどの健康問題被害
- 多重債務、家計の圧迫などの経済的被害
など数多くの問題を抱えてしまいます。
オンラインカジノで遊ぶときは趣味として割り切り、「責任あるギャンブル」を活用しながら楽しく健全にプレイしましょう。